Instagram(=インスタグラム)とは、画像や動画投稿がメインのSNSで、ビジュアルを重視する飲食店の集客とも相性が良いコンテンツです。多くは、ファン作りのためや、最新情報・トレンドを発信する用途として使用されています。今回は、ファンを作るためのコンスタントな投稿を目的として、基本的な使い方や、実際に投稿する方法までをご案内します。
インスタの投稿は5種類
インスタ内で写真や動画投稿をする際に使用できる投稿形態が5つあります。
・フィード
・ストーリーズ
・リール
・IGTV
・インスタライブ
インスタのメイン機能である写真の投稿に加え、最近では動画やライブ配信まで、発信の選択肢は様々です。
飲食店で例えると、料理の写真に加えて、調理中の動画や、食べる寸前の”シズル感”ある瞬間をおさめたものまで、商品やサービスの特徴に合わせて様々な投稿が挙がっています。
また、ポストしたいものや見てほしいけど残しいたくないもの、その場でしかできない演出を配信するなど、細かなニーズによって使い分けされている各機能の特徴が以下です。
フィード | ストーリーズ | リール | IGTV | インスタライブ | |
種類 | 写真/動画 | 写真/動画 | 動画 | 動画 | 生配信 |
時間 | 最大1分 | 最大15秒 | 最大30秒 | 1分≦60分 | 最大1時間 |
特徴 | 10個まで掲載可能 | 24時間で消える | ランダム表示 | 長時間投稿 | コラボも可能 |
まずはフィードからインスタを投稿してみましょう
まず、ユーザーに”動いているアカウント”だと思ってもらうために大事なのが、アカウントページの投稿有無です。インスタのメイン機能でもあり、比較的投稿のハードルが低い、「フィード投稿」や「ストーリーズ投稿」からアカウントを動かしていくことをオススメします。
アカウントページに飛んできた時に、ビジュアルでインパクトを与えるのならば、ストーリーよりも大きく表示される「フィード投稿」でページを潤しましょう。「#」や位置情報などの機能を使い、アカウントの資産として投稿を残すという意味でも、「フィード投稿」からはじめることをオススメします。
実際にフィード投稿してみよう
ここからは、実際に投稿していくための操作方法です。お手持ちのフォルダ内の写真や動画を編集して使用する場合と、インスタのアプリ内で写真や動画を撮り編集して使用する場合の2パターンがあります。
<ライブラリから写真や動画を投稿する方法>
- トップ画面の右上「+」マークをタップ
- スマートフォン自体に保存されている写真が自動で表示されます
画面下部をスクロールすると、保存されている過去の写真を遡ることが出来ます。
写真や動画を2~10枚で投稿したい場合は、中心右に「□」が表示されるので、タップすると複数選択できます。 - 右上「次へ」をタップし、選んだ素材を編集することができます。
- 新規投稿の画面に移ります。
「キャプションを書く」という箇所が、インスタ投稿の本文にあたります。
「#」はここで検索し入力することで使用できます。
「タグ付け」は、アカウントをタグ付けできます。
「場所を追加」は、検索し入力することで位置情報を追加できます。
インスタ内の別アカウントや、他媒体のSNSにも連携している場合には、投稿をシェアすることができます。 - 右上の「シェア」をタップすると投稿が完了します。
<インスタのアプリ内で写真や動画を撮影→投稿する方法>
- トップ画面の右上「+」マークをタップ
- スマートフォン自体に保存されている写真が自動で表示されます。
複数投稿した際にタップした「□」の右横に「カメラマーク」が表示され、アプリを使用して撮影が可能になります。 - 投稿場所
カメラシャッターの下をスワイプすると、「フィード投稿」や「ストーリーズ投稿」以外にも「リール投稿」や「ライブ配信」が可能です。 - 写真や動画を撮影したあと、前項<ライブラリから写真や動画を投稿する方法>の3から手順は同じです。
フィード投稿の注意点
- 一つの投稿に写真や動画は10枚まで
一つの投稿に対して写真や動画などの素材は10枚まで、まとめて投稿することが可能です。短時間で同じような内容の投稿が続く”連投”は、フォロワーやユーザーに不快感を与えてしまう可能性があるため、10枚以上投稿したい場合は、投稿の間隔を空けたり、小出しで投稿することをオススメします。内容にもよりますが、1投稿につき素材を10枚以下に収めることを意識するのが一般的です。
- #は30個まで
一つの投稿につき「#」は30個まで使用可能です。31個以上付けるとエラーが出てしまいスムーズに投稿出来なくなってしまう場合があるので注意が必要です。また、1個目の「#」に続き、2個目の「#」を入力したい場合は、半角スペースでつなぎます。
- PCからの投稿について
インスタはスマートフォン向けのアプリなので、スマートフォンからの投稿がベターですが、「デベロッパーツール」を使用するとPCからの投稿も可能です。しかしスマートフォンから、撮影→編集→投稿するフローよりも複雑なので、スマートフォンの方が手軽に投稿出来るとされています。
- 投稿後写真の編集はできない
基本的に一度投稿した写真や動画は編集が出来ません。本文や「#」、位置情報やタグ付けなどといったものは編集が可能ですが、写真や動画自体を編集したい場合はサイド投稿する必要があります。
おわりに
いかがでしたか。今回は、インスタの基本的な機能の紹介や実際の投稿方法までをお伝えしました。写真や動画投稿が中心のSNSと、ビジュアルで魅力を発信することができる飲食などの業態は、集客において相性が良いです。ぜひファンを作るためのコンスタントな投稿を目的として、「フィード投稿」からはじめてみてはいかがでしょうか。