あなたは大丈夫?騒音トラブルの解決法

1日の終わり。
明日への活力を養いつつ、ティーカップを片手に寛いでいるあなた。

そんなひと時を、突然、静寂を切り裂いて響きわたる轟音によって台無しにされる。
皆さんも、似たような経験、ありませんか?

ご近所さんトラブルで、もっとも多いのが騒音トラブルなのだそうです。
両隣、上の階、下の階、はたまた隣の建物の住人が出す音は、目に見えない凶器となっておそいかかります。

自分はもう10年近く、同じ場所に住んでいます。
その間、お隣さんや上の階の方たちも入れ替わり入ってきました。

時には、大声で歌い出す人、毎回同じところで間違える楽器演奏者、爆音で聞く音楽や映画、喧嘩するご夫婦、怒鳴り声、大声で電話する謎の外国人・・・いろいろな住人さんとの出会いと別れがありました。

まあ、今となっては良い思い出です。

さて、個人的に、この手のトラブルには寛容な方だと思っています(自分がさらにうるさいから説?)

人が暮らす上では、どうしても生活音は出てしまいます。
ある程度はお互い様だと思いますが、やはり度を過ぎるとトラブルになりかねません。

今回は、自分が経験した事を元に、騒音トラブルの解決策を考えてみたいと思います。

夜中に〇〇する住人?

2年くらい前の話になります。
自分が住んでいる部屋の、斜め上に越してきた30代の男性がいました。

その男性、夜中12時を過ぎると、部屋の壁をどんどんと叩いて、奇声を上げるという、ちょっとユニークな方でした。

自分は寝てしまうので、その後のことはわかりませんが、聞くところによると、その音は朝4時くらいまで続くのだそうです。しかも、毎日のように、です。
確かに大きな音はしますが、特に何かをされたわけでもないので、放っておきました。
他の住人とは色々と揉めていたようです。

今風に言えば、壁ドンでしょうか?
そんな素敵なものではありませんが、気休め程度に、対策を講じてみることにしました。

とりあえず防音シートを貼ってみた

騒音といえば、騒音なのですけど、夜は寝てしまうし、あまり気にならないといえばそれまでです。
でも、まあ、とりあえず、対策に防音シートなるものを買ってきました。

ホームセンターなどで売っている、あれです。
壁や床に貼ると防音効果があるとうたっています。

実際は、特に防音の効果も認められないまま、壁に貼っただけでした。
まあ、たった数ミリのシートを壁に貼っただけです。
あれだけ強く叩く音に対して、効果を期待する方がどうかしてるのかもしれません。

とはいえ、模様替えの効果はありです。
防音はともかく、気分転換には良い商品でした。

耳栓なども試しましたが、目覚まし時計の音も聞こえなくなるため、これも使えません。

騒音トラブルの恐怖、気がつけば加害者になることも・・・

日常生活において、音を出さないで過ごすのもちょっと無理な話ですね。
多少なりとも、生活音は誰もが出しています。

しかし、自分は音を出してないつもりでも、他の部屋からはうるさいと言われることもありました。
また、確かに隣から音が聞こえてくるけど、実は、音の出どころは別の場所、ということも多々あるようです。

これらの原因は、マンションやアパートの構造によって起こるのもらしいのです。
また、コンクリートか木造かによっても違います。

聞くところによると、コンクリートを伝わる音の速さは、空気中の約15倍なのだとか。
そのため、空気中では届かない音も、壁や床を伝って、思いがけず遠くまで届いてしまうわけです。

以前、騒音トラブルがきっかけで、殺人事件も起きているようですから、注意が必要です。
自分の場合は、夜中に洗濯機を回していて、110番されたことがあるくらいですからたいしたことは無いですけど、用心に越したことはないですね。

騒音トラブルは、相談しましょう

では、有効な手段は無いのか?というとそんなことはありません。

まずは、大家さんや管理会社に相談してみましょう。
自分で解決しようと、直接、その住人に注意したとしても、角が立ちます。
第三者に間に入ってもらえば、無用なトラブルは避けられるかもしれません。

騒音のレベルによっては、警察に連絡する、弁護士に相談ということも考えられます。
とは言え、これらは最終手段です。

ちなみに、一般的に、騒音というのは、55デシベルからだと言われています。
どれくらいの音かというと、少し騒がしいくらいのオフィスの音が、50〜60dBに相当するようです。まあ、よく分かりませんね。

自分の生活音がどんなものか、また、騒音の被害にあった時、どれくらいの大きさなのか、調べて見るのもいいかもしれません。

簡単に測定できるアプリなどもあるようなので、気になる場合は、活用してみてください。

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